高速バス 津山-大阪線(中国ハイウェイバス)について

高速バス 津山-大阪線(中国ハイウェイバス)とは、中国自動車道経由で主に津山駅-大阪駅間を結ぶ高速バス路線のこと。
わりとよく使ってるのでちょっとしたTipsや注意しときたい点を紹介してみる。

公式はこちら(神姫バス西日本JRバスの共同運行)

あと wikipedia:中国ハイウェイバス によくまとまってる。

主な経路は以下の通り.(交通上のポイントのみ)

津山営業所 - 津山駅 - 津山IC - 中国道(途中加西SAでトイレ休憩有) - 池田IC - 中央環状線 - 御堂筋線 - 大阪駅
(西脇線は 西脇 - 滝野社IC - 中国道 -, アスティアかさい線は アスティアかさい - 加西IC - 中国道 になる)

この高速バスは運行形態で以下の3種類。

  • 「急行」途中の各バス停に停車
  • 「特急」主要なバス停にしかとまらない 津山-大阪駅間を3時間弱で結ぶ
  • 「超特急」津山駅-大阪駅間 SA休憩もなしのノンストップ線

そして発着地の違いで4種類ある。

ここらへんの詳しいことは時刻表とかを見てほしい。


ここから tips

1.大阪行きに乗車の際、時間に余裕がない場合は「千里ニュータウン」で降りる。

池田ICを下りてからの中央環状、御堂筋という経路を通りますが、朝10時頃までは御堂筋を中心にほぼ渋滞しています。
なので、時間に余裕がない場合は比較的渋滞の影響が少ない千里ニュータウンで降車。そこから徒歩1分の桃山台駅で北大阪急行(地下鉄御堂筋線乗り入れ)に乗り換えて大阪中心部に向かうことを強くオススメします。
この場合でも20分程度の余裕はみておいた方が安心です。
千里ニュータウン着の遅れは経験上、10分程度の遅れが時々、20分程度がまれに。。といったところで、経験した最悪ケースは40分遅れでした。

遅れる傾向としては、月曜の朝で雨の日は渋滞が千里ICあたりまで伸びてて遅れがち。冬場の冷え込みの厳しい日は新大阪あたりの橋の上で凍結スリップ事故→御堂筋全面ストップ渋滞。ということがあるのでこのときは便を繰り上げて出発するようにしたほうが無難です。

2009/1/26追記

渋滞に揉まれて遅れるのは平日のみかもしれない。
たまたま日曜日に乗ったらほぼ遅れなく大阪駅に着きそうな様子でした。
(少路あたりにある電光掲示板情報で「千里IC-梅新東20分」の表示。平日は「35分」というのが多い)

2.下り線+朝=宝塚西トンネルで渋滞

朝の下り線は、宝塚の坂道を登る都合で宝塚ICあたりから渋滞にはまる場合が多いです。
渋滞のお約束ポイントの宝塚西トンネルがあるので10〜20分程度の遅れは織り込んでおくこと。

3.大きいお札は乗る前に1000円以下に崩しておく。

バスの支払は後払い式で、おつりは出ません。 そして車内の両替機は 1000円, 500円 → 小銭専用なので、2000, 5000, 10000円は車内では使えません。
事前に崩しておくことが必須です。
大きいお札しかない場合は、早めに運転手さんに相談のこと。

4.乗車専用, 降車専用区間があります

区画A 津山IC-津山駅間(西脇線は滝野社IC-西脇間, アスティアかさい線は加西IC-アスティアかさい間)
区画B 大阪駅-宝塚IC間(UFJ線はUFJ-宝塚IC間, 西脇線は新大阪駅-西宮名塩間)

上り線では区画Aが乗車専用区間で降りられません。逆に区画Bが降車専用で乗れません。
下り線では逆に区画Bが乗車専用, 区画Aが降車専用になります。

まれにこれを知らないで「宝塚で降りるよ」って人が運転手を困らせてるのを見かけるので注意。

5.新大阪駅のバス停はちょっと難しい


新大阪駅のバス停は路線により発着場所が変わります。

  • 西脇線のみ駅前ターミナル発着。
  • その他は御堂筋線のバス停。
この2箇所は徒歩5分ほどかかる距離なので要注意。

2009/12/14のダイヤ改正で西脇線の発便も御堂筋線側のバス停になりました。

in addition ですが、新大阪で待ち合わせするときも「バス停で」としか指定してないと間違える場合があります。ありました。

6.JRバスと神姫バスの共同運行路線なのでどっちかのバスが来ます。

神姫バスだと思っててJRバスが来たから違うと思ってスルーしちゃったよ!なんてことしないように。

7.ゴミは持っておりよう

読み終わった新聞雑誌を放置する背広のおっちゃんやゴミ入りコンビニ袋を放置する人が大杉。
ゴミはちゃんと持って降りれ。

津山エクスプレス京都号は全席予約

津山-京都間を走る「津山エクスプレス京都号」というのもあります。こちらは全席予約制。