自己評価が低い人は研究には向かない

自己評価が低い人は研究には向かない。

アカデミック界隈だと原則「おれのやったことスゲー」と発表しなけりゃいけない。
けれど自己評価が低い人は自分がやってることに対して「おれスゲー」という考えにならない。「自分ごときでできるんだから誰でもできる程度のこと。発表に値しない」と解釈しちゃう。

逆に、ちょっとした進展、それこそ「メモリ3byte削れちゃったZE!」でも「おれスゲー」とばんばん外に出せる人は「fooにおけるbar手法でのメモリ削減」とかタイトル付けて「おれスゲーでしょ」と出していけるわけだ。

それでどっちが評価されるかって言うと、現状事務的な面で見ると、なんだかんだ言って結局「数」が多い方なので、ちょろっとした差分のようなものでもどんどん手際よく量産する方が評価されちゃうんだ。これが。

自己評価が低い人が、ここまでできたら出してもいいかな、って思い至るまでの間にオレスゲーな人はそれこそ10本ぐらい出しちゃう。

第3者からの評価では1対10。勝てるわけがない。自己評価が低い人は研究には向かない。