(このエントリは社会が悪い論だよ!独自研究でソースはないよ!書き散らしだよ!)
ぺらぺらーっと斜め見して
- 自殺なんかするなよ
- 起業すればいいじゃない
- 自殺するようなのは就職しても自殺するだろ
- 視野が狭い
- 最近の若いもんは…
とかいろいろあるんだけど、この世代が育ってきた教育背景や社会背景を考えてるのか?と首をかしげるところ.
一部とはいえ「全員が桃太郎」とか「お手々をつないでみんな1等賞」とか「勉強しすぎはだめ」って教育を受けてきて、その間「就職氷河期」「平成不況」「格差拡大」「失われた30年」「少子高齢化」「年金破綻」「増税」「自己責任」「シューカツ」「コンカツ」ってのを日々見て育ってきた世代なわけでして。
そこんとこ考えつつ、なんで自殺に至ったか?追い詰めたのは何なのか?ってのを考えないとダメじゃない?
基本まじめな世代なので、それ故に「閉塞感」「絶望感」「無力感」が渦巻いてるんだと思うんだよね。
ここらへんは、自分が似た状態になった経験がないと理解できないかも。
自分の場合は、考えるの辞めてぜ〜んぶ放りだしたからまだ生きてるけど、レールは外れちゃってるから3年後はわからんね。
就活に失敗して自殺する若者に無責任に「死ぬな」と言えないワタシのコピペ。 - Reason to be cheerful, part 3の前半部分が近い意見かな。
学生の立場から見ると、「就職=社会への参加」なわけで、お祈りだらけ、門前払いだらけを食らい続けると「ああ、自分はこの世にいらないんだ」という考えが出てきても不思議じゃない(というか出てきましたよ)。
就活に限らず、何かにつけて漂う「ノーミスクリアでないとダメ」みたいな非許容な空気も苦しいし。
『今の日本には「失業する自由」さえない』(激増する「就活自殺」その背景には/〜関西大学・森岡孝二教授に聞く〜より)というのにも現れてるですよね。
あと、「起業すりゃいいのに」というのは、この手の話の時によく出るんだけど、それって「目的」と「起業して回していけるだけの能力とネタ」が揃ってるときに選べる選択肢なわけで、一般的な就活生ってそうじゃない場合がほとんど(なはず)じゃないかな?
そんな状態で起業しても傷口広げるだけでは?
『起業で失敗しても経験になる』とか言いますけど、それって日本じゃ評価されないよね?
むしろマイナス評価になる場合の方が多いのでは?
まぁこの国は縦に横にとお互いに首絞め合ってどんどん崩壊していってるなぁと思う次第。
「普通」がものすごくハードル高い。どうしてこうなった。
結論なんてないよ( ゚ω゚ )